2011 Fiscal Year Annual Research Report
手術室看護師の術前訪問における看護実践モデル構築に関する研究
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23890201
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
中村 裕美 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (60381464)
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Keywords | 手術看護 / 看護実践 / 術前訪問 |
Research Abstract |
「研究の目的」本研究では、手術医療チームの一員である手術室看護師が術前訪問で行う情報提供とその内容、および他の医療スタッフとの連携方法を明らかにし、患者が安心、納得して手術を受けるためのシステム構築を目的とする。 1)術前訪問における手術室看護師が提供している情報の種類とその内容を明らかにする。2)患者の情報ニーズに応えるために、手術室看護師と他の医療スタッフとの連携方法について明らかにする。3)患者の情報ニーズに対応できる手術室看護師の専門的な能力を明らかにする。4)術前訪問における手術室看護師の看護実践モデルを作成する 24年度は2)から3)を明らかにするために5施設13名の手術室看護師にインタビューを実施した。質的分析を行い、術前訪問における看護実践内容を抽出した。その研究成果を第27回日本手術看護学会年次大会で発表する予定である。結果からは、患者の意思決定支援のために術前訪問における情報提供の必要性と、患者のニーズに沿った手術医療の提供のために病棟看護師、麻酔科医師、外科医師との連携の必要性が明らかになった。インタビューで明らかになった術前訪問での手術室看護師の看護実践を構造化し、看護実践モデルを作成することが今後の課題である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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