2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
気候危機ナラティブに対するアフリカ遊動社会研究からのカウンターナラティブの形成
Project/Area Number |
23H00031
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 4:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
湖中 真哉 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (30275101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 栄莉 立教大学, 文学部, 准教授 (00774770)
村橋 勲 静岡県立大学, 国際関係学部, 助教 (00882333)
阪本 拓人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (40456182)
榎本 珠良 明治学院大学, 国際学部, 准教授 (50770947)
古川 光明 獨協大学, 経済学部, 教授 (50846003)
佐川 徹 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (70613579)
堀江 正伸 青山学院大学, 地球社会共生学部, 教授 (70806819)
友松 夕香 法政大学, 経済学部, 准教授 (70814250)
目黒 紀夫 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (90735656)
島田 剛 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任教授 (90745572)
宮本 佳和 東京外国語大学, 現代アフリカ地域研究センター, 研究員 (10912412)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、アフリカ遊牧社会の苦境の主因を気候変動だとする「気候危機ナラティヴ」が学界内外で主流となっていることを問題視し、「関係論的アプローチ」を採用し、気候変動に加え、気候危機ナラティヴ、遊牧民の生存維持技法の三項に着目してそれらの相互関係の分析を目指す研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
従来の理解に疑問を投げかけ、遊動社会のもつ『リスク受容型存在論』を解明することの学術的意義は高い。さらに最終的に、「予測不可能性と可動性に基づいた新しい人道支援・開発援助の在り方」を政策提言し、国内外に発信することが期待される。
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