2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
歴史的シリアにおける国家変容の研究:混合的手法による新たな中東地域研究の開発
Project/Area Number |
23H00043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 6:Political science and related fields
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
末近 浩太 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (70434701)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 卓郎 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (30399216)
濱中 新吾 龍谷大学, 法学部, 教授 (40344783)
渡邊 駿 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任助教 (40828563)
山本 健介 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (60829703)
菊田 恭輔 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センターアフリカ研究グループ, 研究員 (70865196)
山尾 大 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (80598706)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、現代中東地域の課題を「国家と国民の不一致」と捉えたうえで、歴史的シリアにおける国家変容という観点で分析・考察する。定量的手法として①テキスト分析、②地理データ分析、③世論調査の3つを複合させ、また、地域研究による定性的アプローチの特徴をアラビア語の原典解析と現地調査の二本柱とする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
中東地域を不安定化する要因についてのオーソドックスなテーマについて、新たな視点や分析方法を用いることで、新たな知見が提示されることが期待できる。各々の研究手法の特性をよく理解したうえで組み合わせて研究計画が組織されており、混合的手法による新たな地域研究(因果推論を含む地域の実態を総合的に捉える分析枠組み)の開発を目指す意欲的な研究である。
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