2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
持続可能性、品質維持、競争適正化のための公共調達制度設計
Project/Area Number |
23H00051
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 7:Economics, business administration, and related fields
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
花薗 誠 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60362406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川中 大士朗 早稲田大学, 商学学術院, 講師(任期付) (00971780)
広瀬 要輔 信州大学, 学術研究院社会科学系, 講師 (10761398)
鈴木 彩子 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (20327696)
西村 健 法政大学, 経済学部, 准教授 (20735229)
中林 純 京都大学, 経済学研究科, 教授 (30565792)
鶴岡 昌徳 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (30756078)
佐藤 進 一橋大学, 経済研究所, 講師 (40876710)
佐野 隆司 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (50611208)
安田 洋祐 大阪大学, 大学院経済学研究科, 教授 (70463966)
高橋 秀典 京都大学, 経済研究所, 准教授 (80839796)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、政府による公共調達における適正な競争の解明と制度設計の在り方について、理論、実証、実験により明らかにすることを目的とする。競争入札の経済理論を用いた調達の経済学の研究に基礎を置き、逆選択、品質評価、ベンダーロックイン、民間との競合、調達デザインの問題に焦点を当て、実験的手法や構造推定を行うものである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
調達の経済学ではこれまで経済性のみに焦点が当てられる傾向にあったが、本研究では過当競争における品質低下や事業者の継続性に着目している点に新規性が認められる。理論、実証、実験的手法により総合的なアプローチが考慮され、準備されている点が評価される。また社会的に需要のある研究課題であり政策提言につながる成果が期待される。
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