2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
上演する地域:〈まちづくり型〉芸術祭と〈自己‐空間‐時間〉意識の変容
Project/Area Number |
23H00057
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 8:Sociology and related fields
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Research Institution | Kokugakuin University |
Principal Investigator |
吉見 俊哉 國學院大學, 観光まちづくり学部, 教授 (40201040)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太下 義之 同志社大学, 経済学部, 教授 (00876196)
河 キョンジン 國學院大學, 観光まちづくり学部, 准教授 (10754442)
PAN Mengfei 國學院大學, 観光まちづくり学部, 助教 (40871231)
村田 麻里子 関西大学, 社会学部, 教授 (50411294)
毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
山口 誠 獨協大学, 外国語学部, 教授 (80351493)
光岡 寿郎 東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (80580464)
暮沢 剛巳 東京工科大学, デザイン学部, 教授 (80591007)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は芸術祭に焦点をあて、そこに関わる地域住民、自治体、地元企業、アーティスト、プロデューサー、来訪者等の社会的諸行為体が、継続的な相互作用の中で〈自己‐空間‐時間〉意識をいかに変容させているかを明らかにすることを目的とする。6事例を対象に、面接調査、参与観察、資料分析等により、〈出来事としての芸術祭〉を演じていく過程を分析する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
芸術祭を多数の社会的行為体による継続的な相互作用の営みととらえ、地方社会を舞台とし、芸術祭をその上のドラマとして考え、関係者の「自己・空間・時間」意識の変化や地域のアイデンティティや記憶の変化を分析する点は、独創性があり評価できる。さらに、本研究は研究実施における国際連携、成果の海外発信についての配慮もなされており、その点での成果も期待できる。
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