2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
感情障害への診断を越えた認知行動療法の社会実装加速と治療機序解明
Project/Area Number |
23H00080
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 10:Psychology and related fields
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Principal Investigator |
伊藤 正哉 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 部長 (20510382)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮前 光宏 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 科研費研究員 (20745872)
横谷 謙次 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (40611611)
藤里 紘子 関西大学, 社会学部, 准教授 (50610333)
西村 拓一 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80357722)
加藤 典子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 特別研究員 (90741421)
島津 太一 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 室長 (00466202)
竹林 由武 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (00747537)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
認知行動療法(CBT)における統一プロトコル(UP)による抑うつや不安などの感情障害への対応の社会実装を目指す研究計画である。従来は心理療法の訓練にコストがかかり、さらには個別最適化が立てられなかった中、UPの実装とモデルの検証を行うことでこれらの問題を乗り越えようとするものである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
感情障害は現代社会の中でも対応がますます求められる課題であり、治療体制の確立が求められる中、本研究計画は社会的にも重要である。専門家チームの編成も充実しており、遂行能力が期待できる。UPによる訓練がより速やかに進むとすれば、CBTの個別最適化が可能になる点も高く評価できる。今後UPの認知・神経基盤が明らかになり、実装への展開が具体化することが期待される。
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