2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
23H00122
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 15:Particle-, nuclear-, astro-physics, and related fields
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究員 (80209882)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 努 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (50205663)
沓名 貴彦 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, グループ長 (20574148)
永谷 幸則 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特別准教授 (00393421)
竹下 聡史 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究機関講師 (40450366)
梅垣 いづみ 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (20638522)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Summary of the Research Project |
貴重で非破壊的に調べることが要求される文化財などに、負ミュオンを打ち込むことで内部の元素組成などを明らかにすることのできる「負ミュオン非破壊分析法」と、宇宙線ミュオンの強い透過性を利用した「ミュオグラフィ」を、複合的に用いた分析法を開発する研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
文化財などの貴重な対象物に先端科学技術に適用することには、考古学などに新たな知見をもたらす可能性を持っている。本研究では、物質研究や大型構造物透視に利用例のあるミュオンの利用範囲を明らかにするもので、有効性が明らかになれば、文理境界領域に新たなプローブをもたらす可能性がある。
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