Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
小型・高エネルギー線型加速器の実現を目指して、1)超伝導加速空洞と代替可能な高いQ値と2)常伝導加速空洞を越える超高電場の加速を可能とする、超高周波誘電体フォトニックアシスト構造を用いた加速空洞の原理実証を目的とする研究である。
次世代の加速器技術を開発する、重要な研究である。従来の2つの技術、常伝導空洞と超伝導空洞は対極的な加速器パラメータをもち、それぞれに原理的限界や問題を抱えている。このような学術的「問い」に基づき新たな方式での加速器を提案しており、研究の位置づけは明確である。先行研究で特許を取得しているなど、独自性がある。本研究により、次世代型の小型加速器の開発が進むことが期待できる。