2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
革新的超高解像度リアルタイム水蒸気観測が解き明かす積乱雲発生の前兆と発達過程
Project/Area Number |
23H00221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 25:Social systems engineering, safety engineering, disaster prevention engineering, and related fields
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Research Institution | National Institute of Information and Communications Technology |
Principal Investigator |
市川 隆一 国立研究開発法人情報通信研究機構, 電磁波研究所電磁波標準研究センター, 研究マネージャー (40359055)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
氏原 秀樹 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 研究員 (40399283)
田尻 拓也 気象庁気象研究所, 気象予報研究部, 主任研究官 (40414510)
荒木 健太郎 気象庁気象研究所, 台風・災害気象研究部, 主任研究官 (40636031)
藤田 実季子 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(大気海洋相互作用研究センター), グループリーダー (50426293)
太田 雄策 東北大学, 理学研究科, 准教授 (50451513)
今井 裕 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 教授 (70374155)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
大気中の水蒸気の3次元構造をリアルタイムに高精度監視するために、多点稠密GNSS(全地球測位衛星システム)観測網を展開、高時空分解能でのリアルタイム3次元水蒸気トモグラフィー解析を用いて積乱雲の発達過程や線状降水帯による豪雨災害を予測し、ジオハザードを軽減することを目的とした研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
社会的に重要な課題への意義ある取り組みと評価できる。GNSS観測網による水蒸気観測とトモグラフィー解析を結び付けた点に新規性があり、さらに、応募者らが開発を進めている広帯域マイクロ波放射計の超広帯域・機動観測型への拡張による実現性は高く、ジオハザード軽減への実質的な効果が期待できる。
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