2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
形状依存ビルディングブロック集積による細胞内ナノ粒子の高効率機能発現
Project/Area Number |
23H00242
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 27:Chemical engineering and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
長尾 大輔 東北大学, 工学研究科, 教授 (50374963)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 久美子 東京大学, 物性研究所, 教授 (00585979)
新井 敏 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 准教授 (70454056)
菅 恵嗣 東北大学, 工学研究科, 准教授 (00709800)
山内 紀子 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 講師 (20598106)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、ナノ粒子の細胞内導入、細胞内局在化を促す表面改質、さらに分子夾雑な環境でのナノ粒子の集積構造を精密制御できる技術を確立し、局所空間内においてナノ粒子の発現機能を効果的に高める方法論を確立していくことで、ナノ粒子の外部精密制御による、ガン細胞の熱殺傷の高効率化や遺伝子発現制御等への応用展開を図るものである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
ナノ粒子の生体内での集積化、特に血中や細胞周囲の微小環境や細胞内といった各種生体分子が極めて高い濃度で存在する条件下での挙動は世界的にも系統的理解が進んでおらず、多能な応用に基礎を与える学術的価値が高い。本研究成果により、多様な特性を有するナノ粒子の医薬・バイオ分野における様々な用途での使用が期待できる。
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