2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
シングルセル解析による作物の転写制御システムの解明
Project/Area Number |
23H00335
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 39:Agricultural and environmental biology and related fields
|
Research Institution | National Agriculture and Food Research Organization |
Principal Investigator |
内藤 健 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 遺伝資源研究センター, 上級研究員 (20581705)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 能士 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20443442)
川勝 泰二 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (30435614)
黒羽 剛 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (50415155)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Summary of the Research Project |
マメ科Vigna属の遺伝資源を用い、野生植物が示した耐塩性をもたらす発現パターンから、作物種において同様の発現パターンをもたらすシス配列を探索することで作物に耐塩性を付与する分子基盤を得ようとする試みである。特定の器官、その部位及び時期についてシングルセルを採取し、そこで遺伝子発現を解析することが課題である。
|
Scientific Significance and Expected Research Achievements |
Vigna属の12種を対象にゲノムを決定し、そこから耐塩性機構を解明する応募者の研究には独創性もあり、高い研究能力もある。野生種の持つストレス耐性遺伝子を導入するという明確な目的を示すとともに、ストレス耐性の進化における合理的なコンセプトと独創的なシングルセル解析手法を提唱しており、その学術的問いと計画内容は妥当である。
|