2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
神経細胞の個性獲得による回路形成とセルアセンブリ形成メカニズム
Project/Area Number |
23H00390
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 46:Neuroscience and related fields
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
八木 健 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (10241241)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
クラスター型プロトカドヘリン(cPcdh)遺伝子群は、個々の神経細胞において異なるアイソフォームがランダムな組み合わせで発現することにより、特異的な細胞接着活性を生み出す。本研究は、このようなcPcdh遺伝子群の組み合わせ発現によって、機能的な神経細胞集団活動(セルアセンブリ)が形成されるという仮説を検証する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は、cPcdh遺伝子群の発見者である応募者の独自な発想に基づき、cPcdh遺伝子群によるセルアセンブリ形成の分子基盤を解明する高い独創性・学術性をもつ。本研究は、脳発達とセルアセンブリ形成とを結びつける概念的に極めて斬新な研究である。cPcdh遺伝子群の発現制御と記憶エングラムの形成との関係性が解明されれば、記憶研究にも大きなインパクトをもたらすと期待できる。
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