2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
α線放出核種と抗体ドラッグデリバリーシステムによる新規放射性医薬品の開発
Project/Area Number |
23H00419
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 52:General internal medicine and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
和田 洋一郎 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (10322033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋光 信佳 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (40294962)
杉山 暁 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (40562715)
羽場 宏光 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 室長 (60360624)
野村 幸世 東京大学, アイソトープ総合センター, 特任教授 (70301819)
巽 俊文 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 特別研究員 (80868232)
熊倉 嘉貴 東京大学, アイソトープ総合センター, 客員教授 (90517773)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
アスタチン-211とアクチニウム-225の2種類のα線放出核種を用いて、1.広範ながん種に対するα線の治療効率の改善、2.α線医薬品の普及に必要な大量製造及び安定供給に必要な技術開発、3.α線による治療効果の定量的評価手法の開発といった、3課題に取り組む研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は応募者のこれまでの研究成果に立脚した課題であり、3課題それぞれについて独自性の高い研究計画が立案されている。更に、VHH抗体に着目して新規ドラッグデリバリーシステムを構築する計画は独自性、新規性ともに高く、がん細胞自体を抗原として免疫し、隠された抗原を認識するVHH抗体が本研究により樹立できれば、その成果は新たな治療法確立に大きく貢献することが期待でき、本研究の臨床的重要性も十分である。
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