2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
23H00515
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 63:Environmental analyses and evaluation and related fields
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
持田 陸宏 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (10333642)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 圭 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境保全領域, 室長 (10282815)
木村 勇気 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (50449542)
松井 仁志 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (50549508)
山崎 智也 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (50735032)
宮崎 雄三 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60376655)
大畑 祥 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 助教 (70796250)
石塚 紳之介 名古屋大学, 高等研究院(宇宙), 特任助教 (20817788)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、有機エアロゾルの吸湿性を、計測可能な代理指標で表現する方法を確立することを目的としている。有機エアロゾルの吸湿性を原理的に支配するものの、連続・広域測定が困難な「規定因子」を量的に把握した上で、吸湿性を直接的には規定しないが大気モニタリングが可能な「代理指標」との関係をパラメータ化で結びつける事で、有機エアロゾルの吸湿性の表現方法を刷新するという内容である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
大気中に浮遊するエアロゾルの吸湿性を表現する方法を確立することは、エアロゾルの気候への影響を評価し、大気汚染の対策を講じる上で喫緊の課題である。にもかかわらず、既往の試みは単純な経験則に頼るもので、正確性・実用性に欠けるものであった。有機エアロゾルの吸湿性を評価できる普遍的な手法の開発は、大気環境のモデル化への実装に結びつくものと期待され、社会的な貢献も大きい。
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