2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
最終氷期の急激な温暖化に対する南大洋と周辺陸域の応答
Project/Area Number |
23H00524
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 63:Environmental analyses and evaluation and related fields
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Research Institution | National Institute of Polar Research |
Principal Investigator |
東 久美子 国立極地研究所, 先端研究推進系, 特任教授 (80202620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平林 幹啓 国立極地研究所, 先端研究推進系, 特任助教 (20399356)
茂木 信宏 東京都立大学, 理学研究科, 准教授 (20507818)
藤田 秀二 国立極地研究所, 先端研究推進系, 教授 (30250476)
中澤 文男 国立極地研究所, 先端研究推進系, 准教授 (80432178)
永塚 尚子 国立極地研究所, 先端研究推進系, 学振特別研究員 (30733208)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
南極氷床コア中の各種エアロゾルに対し、最先端の種々の分析技術を駆使した高い時間分解能連続分析から過去の急激な南極温暖化イベント(AIM)時の南大洋とその周辺陸域の環境変化を復元する。また、新たな微生物の分析技術の開発とその活用を行うことで、エアロゾル中のバクテリアと菌類の微生物群集の時間的変化を明らかにする。以上のことから、AIMに関連する環境の変化やその速度とタイミングを明らかにする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
南極氷床コア中の各種エアロゾルの微量成分濃度や微生物を高い時間分解能で解析することで南極温暖化イベント時の環境変化や微生物群集の多様性の変化を捕らえようとする試みで、学術的重要性が高いと思われる。高時間分解能連続分析装置や先端的なエアロゾル分析法を既に有しており、また新たな微生物分析法が導入されることで、目標の実現性も高い。
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