2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
SDGsバイオ技術開発:微生物電気化学プロセスによる持続的な汚染浄化と金属回収
Project/Area Number |
23H00534
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 64:Environmental conservation measure and related fields
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
濱村 奈津子 九州大学, 理学研究院, 教授 (50554466)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 奈央子 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10432220)
光延 聖 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (70537951)
鹿島 裕之 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(超先鋭研究開発プログラム), 研究員 (70780914)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Summary of the Research Project |
重金属流出による地下水など水環境への汚染に対し、既存の高コストな水処理技術ではなく、微生物を用い、複合汚染浄化・金属回収を現場で一括して行う技術の開発を行う。期待される成果は、エネルギーの削減や有用金属の回収を現場で一括して行うことができるシステムを開発でき、持続式の現場電気培養装置によって、坑廃水や地下水圏における汚染物質浄化と金属濃縮を同時に行うシステムを構築することである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
薬剤やエネルギーの投入などを一切せずに鉱山の抗廃水に含まれる重金属を現場で固体化、除去、回収する方法を提案しており、本研究が成功すれば革新技術にふさわしいものと期待できる。また、微生物の代謝経路としての金属代謝制御機構やバイオミネラル生成機構の解明は科学的に興味深く、新たな生物の代謝経路の発見につながる。
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