2023 Fiscal Year Comments on the Screening Results
生きている微生物プローブを活用する血管内リアルタイム観察と光制御
Project/Area Number |
23H00551
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 90:Biomedical engineering and related fields
|
Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
都 英次郎 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70443231)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
湯田坂 雅子 名城大学, 理工学研究科, 特任教授 (70159226)
佐伯 久美子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (80322717)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
|
Summary of the Research Project |
本研究は、細菌を用いた虚血部位の診断・治療法を開発する研究である。ヒトに対して低毒性であり低酸素を好む紅色非硫黄細菌に血管新生因子を産生する遺伝子を導入する。これによって、マウスの下肢虚血部位へ細菌を自発的に誘導させ、近赤外光照射により虚血部位を可視化するとともに、血管拡張による血行改善、血管新生の促進を目指している。
|
Scientific Significance and Expected Research Achievements |
細菌などの微生物プローブを活用する血管内リアルタイム観察制御は、学術的に推進すべき重要な研究である。また、提案されている下肢のみならず、動脈硬化などによる種々の虚血性疾患に対する全く新たな診断・治療法の開発につながる可能性があり、学術、科学技術、社会への幅広い波及効果が期待できる。
|