2023 Fiscal Year Research-status Report
小中高大連携でインクルーシブ教育実現を目指すSDGsに関するCLIL英語カリキュラム開発
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23K00766
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Research Institution | Shirayuri University |
Principal Investigator |
山野 有紀 白百合女子大学, 文学部, 教授 (10725279)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 美和 高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 講師 (00756330)
湯本 浩之 宇都宮大学, 留学生・国際交流センター, 教授 (20534712)
司城 紀代美 宇都宮大学, 共同教育学部, 准教授 (30707823)
川島 芳昭 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (70282374)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | CLIL / 外国語教育 / 教科横断型カリキュラム / SDGs / 小中高大連携 / インクルーシブ教育 / カリキュラム開発 / 教員養成・教員研修プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,小中高大連携で世界と繋がるSDGsに関するCLILカリキュラム開発を行い、教科横断的教育により、多様な学習者を考慮した外国語教育におけるインクルーシブ教育の実現を目指すものである。 研究の1年目である2023年度には,CLILカリキュラム構築にむけて,新学習指導要領に基づく検定教科書を使用して外国語教育と他教科教育との連携を試みた。具体的には、理科教育の大学研究者と連携し、教科横断型カリキュラムの探究を目的として,教員養成課程において実践を試みた。またSDGs教育について、英語教育との連携を目指すべく、ワークショップを行った。詳細は、以下の通りである。 第一に、理科教育と英語教育の学習内容を精査し、検定教科書を参考に,理科教育の研究者と検討を行い,宇都宮大学教員養成課程の授業において理科教育と英語教育の統合による教科横断型授業実践を試み、その実践について紀要論文に掲載した。 第二に、上記1の実践について、学会において研究成果の周知を行った。 最後に、日本CLIL教育学会において、SDGsとCLILに関するワークショップを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度はSDGsに関する小中高CLIL実践のためのCLILカリキュラム構築基盤を目指し、新学習指導要領に基づく教材分析を目標としている。ESD教育理解および情報収集とともに、理科教育研究者とともに中学校英語教育との連携を鑑みた実践も行い、ワークショップや研究成果報告を実施できた。しかしながら、SDGsに関するCLILカリキュラム構築のための教材分析については、さらなる研究を要するため、おおむね順調に進展しているとした。
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Strategy for Future Research Activity |
研究2年目は、研究計画通り、海外のCLILのSDGsに関する外国語授業やインクルーシブ教育に基づく授業の視察を行い,実際の授業カリキュラムや教育環境・ICT教材開発を参考に,日本におけるCLILカリキュラム開発を進める。小学校の検定教科書が改訂され、新しい内容となるため、教材分析についても、さらに進める。
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Causes of Carryover |
本年度の目的であったデジタル教科書分析のための教材購入については、小中が来年度(2024年度)以降に教科書内容を改定のため、購入を次年度以降とした。
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Research Products
(8 results)