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2023 Fiscal Year Research-status Report

Design of a food, agriculture, and energy economic circulation system for a welfare-oriented biomass town

Research Project

Project/Area Number 23K01370
Research InstitutionSaitama University

Principal Investigator

青木 恵子  埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (10546732)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤井 研樹  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (20583214)
工藤 隆則  摂南大学, 理工学部, 講師 (80736695)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Keywordsバイオマスエネルギー / 福祉型バイオマスタウン / 経済実験 / フィールド実験
Outline of Annual Research Achievements

R5年度(1年目)は、問1)不確実性下での農家の木質バイオマス利用努力と障碍者雇用の理論検証において、農家の生産関数を構築する。そのために、構成変数であるエネルギー使用量(重油・木質バイオマス)・労働(農家・障碍者)・設備投資量(重油暖房・木質バイオマス暖房)のデータ等を調べて、現実に近い生産関数を精査した。これまで、労働一人当たりを、1日平均8時間×月20日(繁忙期と農閑期との平準化として一般的な労働日数を基準とする)×12か月として計算した。ただし、障碍者の労働時間の算出は作業内容によりばらつきがあるため、この平準化を調整中である。エネルギー使用量と設備投資量もデータを入力を終えて、理論構築のために精査中である。問2)障碍者の労働満足度と生産性の調査において、就労継続支援事業所と障碍者の満足度を測る方法を検討した。この測定のために必要な機材等を来年度に発注して導入を進める予定である。問3)消費者の農福連携による木質バイオマス利用の農産物の価値評価において、トマトを用いた実験計画を作成した。実際の実施は、試食を踏まえるため倫理審査委員会の承認を得た上で進める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

R5年度(1年目)は、問1)不確実性下での農家の木質バイオマス利用努力と障碍者雇用の理論検証において、農家の生産関数を構築する。そのために、構成変数であるエネルギー使用量(重油・木質バイオマス)・労働(農家・障碍者)・設備投資量(重油暖房・木質バイオマス暖房)のデータ等を調べて、現実に近い生産関数を精査した。これまで、労働一人当たりを、1日平均8時間×月20日(繁忙期と農閑期との平準化として一般的な労働日数を基準とする)×12か月として計算した。ただし、障碍者の労働時間の算出は作業内容によりばらつきがあるため、この平準化を調整中である。エネルギー使用量と設備投資量もデータを入力を終えて、理論構築のために精査中である。問2)障碍者の労働満足度と生産性の調査において、就労継続支援事業所と障碍者の満足度を測る方法を検討した。この測定のために必要な機材等を来年度に発注して導入を進める予定である。問3)消費者の農福連携による木質バイオマス利用の農産物の価値評価において、トマトを用いた実験計画を作成した。実際の実施は、試食を踏まえるため倫理審査委員会の承認を得た上で進める予定である。

Strategy for Future Research Activity

R6年度(2年目)は、問1)不確実性下での農家の木質バイオマス利用努力と障碍者雇用の理論検証において、農家の生産関数を構築するために、引き続き必要な変数の確定を行う。問2)障碍者の労働満足度と生産性の調査において、就労継続支援事業所と障碍者の満足度を測る方法として必要な機材等の導入を進める予定である。問3)消費者の農福連携による木質バイオマス利用の農産物の価値評価において、トマトを用いた実験計画では試食を踏まえるため倫理審査委員会に申請し、実施を進める。

Causes of Carryover

戦争や円安による物価高のため、必要な機材の選定および入手、調査の実施のための倫理審査委員会の申請に時間がかかり、来年度以降になる可能性があるため

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Published: 2024-12-25  

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