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2023 Fiscal Year Research-status Report

An empirical analysis of the relationship between strategic actions in response to uncertainty in family businesses and performance

Research Project

Project/Area Number 23K01459
Research InstitutionKyoto Sangyo University

Principal Investigator

沈 政郁  京都産業大学, 経済学部, 教授 (70706499)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Keywords家族企業 / リスク志向性 / 経済ショック / 自然実験
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、不確実性に対して家族企業と非家族企業間で違いがあるか、その違いは企業業績と関係を有するかを明らかにすることである。不確実性としては予見できない経済ショックを自然実験として利用する予定である。本年度は研究の初年度であり、主な研究実施計画はデータの整理、先行研究のまとめ及びresearch questionをより具体化することであった。まず、企業財務データバンクを購入し、企業の所有データと財務データ、そして連結ベースの企業セグメントデータの整理をおこなった。そして、過去に作成したデータを整理し、今回に追加したデータと合わせて家族企業と非家族企業のデータ整理をおこなった。これで本研究に必要なメインなデータ整理を80%ぐらい完了し、初年度の主な目標は達成された。まだ企業役員データの整理が出来ていないので2年目にこのデータの完成を目指す。経済ショックが妥当かどうかを見極めるために長期データを利用して確認作業を行いアジア金融ショック、リーマンショック、COVID-19ショックが大きな影響を与えていたことを確認した。データ整理と共に本研究と関連する先行研究の整理も行った。COVID-19と関連して多くの関連論文が刊行されているが、レジリエンスの側面からの論文が多く、リスク志向性の観点からの論文はまだ多くないことが理解できた。引き続き先行研究を整理しながらresearch questionをより具体化してゆく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究の初年度としてデータの整理を重点的に行いおおよそ80%を完成させることができた。まだできていない部分は企業の役員データであり、本年度に新たに企業役員データを購入して前年度に作成したデータとつなぎ合わせデータの完成度を100%に仕上げてゆく予定である。

Strategy for Future Research Activity

現在までの進捗状況でも述べたように今年の主な目標はデータを100%完成させることである。そのために企業役員データを購入し、役員が家族のメンバーが否かを整理して家族の所有データと合わせ完全な家族企業のデータの完成を目指す。またトップジャーナルを狙えるほど明確なresearch questionを見出せていないので、先行研究を整理しながらSomething new and something interestingを目指してresearch questionの完成させる予定である。

Causes of Carryover

必要なデータを購入することが出来なかったために次年度使用額が生じた。今年の配分分と合わせて執行していく予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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