2023 Fiscal Year Research-status Report
対話型アセスメントツールの開発とそれを活用した連携・協同型支援技術サービスの提案
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23K01861
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Research Institution | Nihon Fukushi University |
Principal Investigator |
渡辺 崇史 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (30410765)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅石 裕司 日本福祉大学, 福祉経営学部, 助教 (10877062)
藤井 博之 長野大学, 社会福祉学部, 教授 (40756590)
保正 友子 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (80299859)
巖淵 守 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80335710)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 支援技術サービス / アセスメント / チャットボット / 福祉用具 / 地域連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.シナリオ型ATチャットボットの開発着手 申請者の先行研究(継続的な支援技術サービスを行うための対話型アセスメントツール「ATチャットボット」の試作,ヒューマンインタフェースシンポジウム2022論文集,pp.334-337,2022)を基にして,シナリオ型ATチャットボットの開発に着手した.第一に,対話に必要なアセスメント項目を整理した.第二に,介護保険法や障害者総合支援法にて助成対象となる福祉用具の利用対象者の福祉用具入手や相談機関へのアクセスを支援するというシナリオデータを作成して,自然言語対話プラットフォーム(Google Dialogflow)に実装した.第3に,対象者の傷病名はシナリオ型ATチャットボットのシナリオ展開や情報提供する内容に影響を与えるため,医療職,福祉援助職,支援機器専門職等のそれぞれの立場から傷病名シソーラスを作成した.そしてそれらのシソーラスを統合して,専門用語ゆらぎ表現データベースを作成した.第4に,ATチャットボットが提供する情報として,ウェブサイト上に表形式やテキストデータとして公開されている情報を参照できるように,情報提供データベースを試作した.具体的には県単位または政令指定都市単位にて,福祉用具の相談や展示を行っている施設を相談機関一覧のデータベースを作成し,自然言語対話プラットフォームの参照データ先として実装した. 以上のような実践的究を通して,国内学会発表1件(LIFE2023 第22回日本生活支援工学会大会)として研究成果を発表することができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
シナリオデータの基本構造やフロー作成,専門用語ゆらぎ表現データベースに組み入れる用語の抽出および作成に時間を要し,介護保険法や障害者総合支援法に該当しない支援機器助成制度を情報提供するシナリオの作成,専門用語ゆらぎ表現データベースの自然言語対話プラットフォームへの実装および,シナリオ型ATチャットボットの機能評価までには至らなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
機能評価用のシナリオ型ATチャットボットが全て実装完了してから,協力施設による機能評価を行うのではなく,評価する重点項目を分割して実施し,研究を前に進めるようにする.加えて,次の段階であるAI(機械学習型)併用型ATチャットボットの開発には生成AIを活用するアプリケーション開発に取り組み実証的に研究を進める.
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Causes of Carryover |
シナリオ型ATチャットボットの機能評価を予定していたが,専門用語ゆらぎ表現データベースの自然言語対話プラットフォームへの実装までいたらなかったので,生成AIを活用するアプリケーション開発とともに実施する予定である. そのために,シナリオ型およびAI併用型ATチャットボットのデータ作成と機能実装作業に71万円,このATチャットボットの機能評価協力謝金として15万円を充てる予定である.
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Research Products
(1 results)