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2023 Fiscal Year Research-status Report

ミャンマー国及びカンボジア国外国人介護労働者を対象とした利用者理解プログラム開発

Research Project

Project/Area Number 23K01891
Research InstitutionSeirei Christopher University

Principal Investigator

野田 由佳里  聖隷クリストファー大学, 社会福祉学部, 教授 (20516512)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡本 浄実  京都文教大学, こども教育学部, 教授 (00410910)
村上 逸人  同朋大学, 社会福祉学部, 准教授(移行) (00413302)
鈴木 光男  聖隷クリストファー大学, 国際教育学部, 教授 (00548092)
湯川 治敏  愛知大学, 地域政策学部, 教授 (40278221)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords外国人介護労働者 / ミャンマー / 動画教材 / 台湾 / 労働政策
Outline of Annual Research Achievements

研究対象国をミャンマー国およびカンボジア国としていたが、ミャンマー国が軍政の影響で社会情勢が不安定なため、対象国を台湾国に変更した。
【実績1:動画撮影】9月には、研究成果の目標である動画のデモ撮影を行った。
【実績2:台湾国での現地調査】10月には、対象国を変更した台湾国の現地に赴き、フィールドワークを行った。日本人への親和性が高いという印象を受けた。日本語教育や、社会福祉を専門としている教員と面談をし、労働政策であるミール政策という視点を頂いた。また日本への関心はワーホリという感覚の若者が多く、定住して介護労働者になる可能性が低いことも明らかになった。現地での介護観は外注化という家族が多く、インドネシアなど外国人労働者を【介護メイド】として住み込みで雇用して在宅介護を行っている家族がほとんどであることや、施設介護においては、身体拘束などが横行している状況でレベルは低い状況であった。
【実績3:カンボジア国での現地調査】12月にはカンボジア国の受け入れ機関の調査、2月には、対象国カンボジア国の現地に赴き、フィールドワークを行った。日本人への親和性が高いという印象を受けた。技能実習や、特定技能などの送り出し機関の担当者と面談や、教育施設での調査を行った。送り出し機関の1つは、日本での介護実践に即応できる介護福祉用具・設備のハード面及びカリキュラムなどソフト面の充実していて頼もしい印象であったが、2023年度に入り、韓国への移住希望者が増えていることから、日本への出国を希望しているカンボジア人材が減少しているとの報告も受けた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究対象国をミャンマー国およびカンボジア国としていたが、ミャンマー国が軍政の影響で社会情勢が不安定なため、対象国を台湾国変更したものの、9月にはデモ動画撮影、10月には台湾国の現地とフィールドワーク、2月には、カンボジア国の現地とフィールドワークが済んでおり、積極的に推進できたため。

Strategy for Future Research Activity

【上半期】2月にカンボジア国の現地に赴き、フィールドワークを行った結果、韓国への移住希望者が増えていることが明らかになったため、韓国に従事しているカンボジア人材の調査、韓国での受け入れ体制の現地調査を上半期に行う予定である。
【下半期】日本に定住するカンボジア国をはじめとした外国人介護労働者の実態調査を計画するとともに、動画撮影を推進する。

Causes of Carryover

2023年度に残額が生じたのは、研究分担者が国内のフィールドワークには参加できたが、カンボジアへの渡航によるフィールドワークには参加できなかった点が挙げられる。残金は、2024年度動画撮影などに充当する予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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