2023 Fiscal Year Research-status Report
発達障害児の支援格差とその社会的要因に着目した実証研究
Project/Area Number |
23K02219
|
Research Institution | Tokyo Seitoku University |
Principal Investigator |
木村 祐子 東京成徳大学, 子ども学部, 准教授 (90732537)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 隆雄 南山大学, 人文学部, 教授 (20247133)
越川 葉子 東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (20771380)
酒井 真由子 上田女子短期大学, その他部局等, 教授 (30591193)
末次 有加 大阪総合保育大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40784046)
鶴田 真紀 創価大学, 教育学部, 教授 (60554269)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
|
Keywords | 発達障害 / 格差 / 社会的決定要因 / 実証研究 / 支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、(1)発達障害児における支援格差の実態をふまえ、(2)現行の支援制度が抱える問題を指摘し、格差縮小の対策について検討することである。そのために、①障害児の親を対象とした質問紙調査と②障害児の親と自治体職員へのインタビュー調査を実施する。
2023年度には、質問紙調査のための予備調査として、障害児通所施設の職員を対象にインタビュー調査を実施した。職員の理解と協力により、インタビューデータだけでなく、障害児支援に関するデータの提供を受けた。2024年度に実施予定の質問紙調査に向けて、おおむね計画通り研究を進めることができた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
障害児通所施設の職員から多大な理解と協力を受けており、滞りなく質問紙調査の準備が進んでいる。
|
Strategy for Future Research Activity |
2024年度には、発達障害児の親を対象とした質問紙調査を実施予定である。
|
Causes of Carryover |
SPSSや旅費の価格が当初計画と異なっているため、次年度使用額が生じている。
|
Research Products
(1 results)