2023 Fiscal Year Research-status Report
発達段階を踏まえた子どもの過度なゲーム使用を改善する親子関係の解明
Project/Area Number |
23K02311
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Research Institution | Hokusho University |
Principal Investigator |
鎌田 真実 北翔大学, 人間福祉学研究科, 助手 (60965987)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
入江 智也 北翔大学, 教育文化学部, 准教授 (90787730)
横光 健吾 人間環境大学, 総合心理学部, 講師 (70822154) [Withdrawn]
田中 勝則 北海学園大学, 経営学部, 准教授 (10510969)
新川 広樹 弘前大学, 教育学部, 助教 (10848295)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 過度なゲーム使用 / 親子関係 / 発達段階 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度は先行研究を整理した結果,新たに検討するべき事項が明らかになり,調査項目を見直したことにより研究進捗にやや遅れが生じた。当該年度は,2つの調査の計画を立てた。1つ目は,発達段階を踏まえた子どものゲームの使用の低減に有用な親のかかわりの示唆を得るために,親子間でのゲームに関するコミュニケーションがどのようにとられているか現状を明らかにすることを目的とした母親へのインタビュー調査の計画を立てた。2つ目は,親子間のゲーム使用に関するルールが機能しにくいとされる高校生において,親のサポート,有用な対人関係は問題のあるゲーム使用の保護要因であるのか明らかにすることを目的とした量的研究の計画を立てた。これらの調査を迅速に実施し,学会発表や学会誌に投稿する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一時的に本務のエフォートが増大したことや,先行研究の整理をした結果,新たに検討するべき事項が明らかになったことなどの理由により,進捗がやや遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は今年度の計画をもとに調査を実施し,解析を進め,過度なゲーム使用の親子間の要因が明らかになったのちに,親子間へのインタビューを実施予定である。
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Causes of Carryover |
前年度は,調査計画を見直し,調査を実施せず,次年度で調査を実施することになったため。
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