2023 Fiscal Year Research-status Report
GCUのコットで過ごす子どものための”安静を助けるおくるみ” の開発と有効性の検証
Project/Area Number |
23K02312
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
松坂 充子 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (20559512)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川合 美奈 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (10515919)
金井 欣秀 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (80615477)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | GCU / おくるみ / Swaddling / 開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、新生児治療回復室(Growing Care Unit;GCU)のコットで生活する、小さく 産まれた子どもの安静を促すおくるみの開発とその結果を検証することである令和5年度は、コットで過ごすNICUやGCUの子どもに対しておくるみを用いたケアの経験をもつ看護職者を対象とした調査結果の整理を行った。その結果をもとに、NICUやGCUのコットで過ごす子どもたちに使用するおくるみに求める要素を抽出した。それを担う開発するおくるみはGCUのコットで過ごす子どもが身につけるため、衛生面については衣類の洗浄を担う委託業者から現状を聞き取り、作成するおくるみの検討要素に加えた。これら複数の条件を参考に、試作の素材や形状などを検討した。さらに調査結果をもとに研究協力企業とおくるみに関する意見交換を重ね、GCUにおいてコットで過ごす子どもに使用するおくるみの試作品の第1段階に進んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究協力企業がコロナ禍の影響で、素材の調達が困難となり規模を縮小せざるを得ない状況に至ったため、新たに研究協力企業を探した。現時点で研究協力企業が決まりおくるみの試作が進んでいる。モデル人形についても研究協力企業は決まったが、作成が遅れている。そのためおくるみの試作品に行うプレテストの方法やモデル人形の必要性など、再度考え検討していく。
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Strategy for Future Research Activity |
6月に実際にGCUでケアを担う看護師から試作品への意見をいただく予定である。同時に試作品は医療機関専門の業者による洗浄・消毒の耐久テストを行う。これらの結果から、改良品の作成を行う。現在研究協力を申し出てくださっている医療機関でモニター調査を行う。
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Causes of Carryover |
当初予定していたモデル人形の作成が研究協力企業が受け入れ困難となり予定より遅れている。新たな研究協力企業に依頼を年度途中に開始したため、試作途中の段階である。そのため予定していたモデル人形の試作品から完成までの予算は、次年度使用する。
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