2023 Fiscal Year Research-status Report
Data Scientist Training Initiatives Using Weather Sensors
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23K02650
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Research Institution | Tsuruoka National College of Technology |
Principal Investigator |
神田 和也 鶴岡工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (00390401)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | データサイエンティスト育成 / IoT / KOSEN版ウェザーステーション / センシング / サーバ構築 / ビッグデータ処理 / AI |
Outline of Annual Research Achievements |
データサイエンティスト育成の一環として、本校学生を対象にIoT技術習得に向けて、マイコンを使用して授業を実施している。授業では、マイコンArduinoおよびESP32を使用して、WiFi環境内でセンシング、データ化、アクチュエータなどの一連の動作を確認し、データをスマートフォンで閲覧可能にする取り組みも行っている。 学校内で外部機関と連携し、学生、企業技術者等の参加による特別教育プログラム「社会実装に向けたエッジAIデバイス」を計6回実施した。 また、データサイエンティスト育成の一環として最新技術の一つであるメタバース空間による授業を実施している。 更に、地域企業、大学と連携しAI関連の画像データを取得している。 なお、現状では、申請した研究内容に基づき消耗品など購入をすすめ、研究環境を構築している。 また、KOSEN版ウェザーステーションについて、高専共通教材化に向け、本校を含め6高専(沖縄高専、松江高専、一関高専、函館高専、仙台高専)で学生と共に組立、実証試験を実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究環境構築やデータサイエンティスト育成のための教育プログラムは実施しているが、KOSEN版ウェザーステーションによるデータ取得、分析等は至っておらず、2024年度に実施の予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
KOSEN版ウェザーステーションを教育プログラムに組み込み、、IoTの基本であるセンシング~通信~サーバ構築~データ解析~アプリケーション開発のできる人材育成と低価格気象センサーの開発と普及をすすめたい。
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Causes of Carryover |
人件費および謝金に支出がほとんど生じなかったため、次年度への繰り越し額が生じている。2024年度は人件費および謝金を計画的に支出し本研究目的の遂行を図りたい。
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