2023 Fiscal Year Research-status Report
地域志向性を高める教育教材の開発と検証-地域医療と多職種連携を実践するためにー
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23K02687
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
山本 恭子 大分大学, 医学部, 准教授 (10796204)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮崎 英士 大分大学, 医学部, 教授 (00264333)
塩田 星児 大分大学, 医学部, 准教授 (00420646)
上田 貴威 大分大学, 医学部, 教授 (30625257)
秋好 久美子 大分大学, 医学部, 助教 (50791373)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 多職種連携 / 訪問診療 / 動画教材 / ゲーミフィケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
超高齢化社会で重要となる、地域医療に着目し、将来地域医療を担う医師をふやすための学生向けの教育教材を作成し、その教育効果を検証することが目的である。多職種の視点で訪問診療における患者ケアを行う動画教材をつくる、という点に関しては、今年度、多職種連携動画の作成の準備を行った。協力していただく訪問診療医と多職種のスタッフへの説明を行い、また賛同してくれる患者さんに同意をいただいた。撮影のための360度カメラを購入した。実際の撮像はこれからである。 地域医療をテーマとしたボードゲームの作成は手を付けられていない。これらについては、2024年度に完成を目指す予定である。 完成後に、これらの教材を使った教育を行い、教育効果の検証を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度、動画撮像に同意をいただける患者の選定に時間を要した。2023年度末に同意いただける患者がいたため、2024年度に動画教材の作成に取りかかることができる予定である。ボードゲームは構想を含めてこれから作成する必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
動画撮像を行い、動画コンテンツを作成する。多職種連携教育の動画であり、看護師・リハビリスタッフにも協力いただき、それぞれの目線での動画を撮像し、編集によって、1つの動画教材とする。動画編集のできる人材を活用し、個人情報保護に配慮した動画教材とする。
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Causes of Carryover |
教材の作成が予定通りに進まなかったため、当初予定していたものより、予算の執行がおくれており、次年度に繰り越すことになった。また、学会発表の機会も次年度以降に予定されているため、2023年度に執行されたものがなかった。 2024年度は、動画編集に予算を使う予定であり、また成果発表のための学会参加のための旅費の使用を見込んでいる。
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