2023 Fiscal Year Research-status Report
越境学習モデルを援用した大学生向けキャリア教育の開発と検証
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23K02690
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Research Institution | The University of Kitakyushu |
Principal Investigator |
見舘 好隆 北九州市立大学, 地域戦略研究所, 教授 (00534976)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 憲史 東京国際工科専門職大学, 工科学部, 講師 (00882028)
藤川 大祐 千葉大学, 教育学部, 教授 (50288429)
渡邉 文枝 早稲田大学, データ科学センター, 講師(任期付) (50749075)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | インターネット調査 / オタク / 心理的安全性 / 創造性 / イノベーション / ダイバーシティ / 越境学習 / 有休休暇取得率 |
Outline of Annual Research Achievements |
●民間企業等で働く上での「オタク力」活用の可能性について、インターネット調査を行った。調査名「職場環境に関するWEBアンケート」、サンプル数:1000、対象者:各企業の人事担当者および経営者、実施会社:クロスマーケティング、実施期間:2024年2月22日(木)~ 2024年3月7日(木) ●インターネット調査の質問紙作成について多くの時間を費やした。仮説は、オタク力(趣味として何らかのことがらに没入することによって獲得/伸長されることが期待される能力であり、他の領域においても活かせると考えられるもの)のニーズは存在することである。従属変数は、オタク親和度(オタクは求められているか、オタク社員・管理職はいるか)である。また、オタク力はVUCA時代に必要とされている、創造性やイノベーションにも影響を与えると考え、並行して検証する従属変数を「創造産業の度合い」と「イノベーションの度合い」とした。独立変数は、多くの先行研究を敷衍して、過去研究の一般性確認(選考の工夫、採用時の期待、受入の工夫)、心理的安全性、職場環境(越境学習やワーケーションなど)、創造性を高める要因(KEYS尺度)、ダイバーシティ&インクルージョン、内的寛容とした。基本情報は、従業員数、女性比率、平均年齢、採用人数(新卒・中途)、有給休暇取得率とした。 ●論文(査読付き)が1本採録された。内容は、ゲーム産業に特化した「オタク力」のニーズについての研究である。 ●紀要が1本採録された。内容は、「オタク力」が発揮されやすい教室デザインについての研究である。 ●学会発表を3本行った。内容は、エージェンシーと「オタク力」の関係、「オタク力」尺度の検証、「オタク力」教育のデザイン検討である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
インターネット調査を行った結果を現在分析しているが、仮説が概ね支持され、新しい知見の手掛かりを得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
インターネット調査の結果を2024年度内に学会で発表し、論文化を進める。 また、その知見を活用しつつ、授業デザインの検討を進める。
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Causes of Carryover |
ソフトウェア購入および、学会発表交通費に充てます。
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Research Products
(5 results)