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2023 Fiscal Year Research-status Report

幼児の感謝表明を促進する要因の検討

Research Project

Project/Area Number 23K02896
Research InstitutionUniversity of Niigata Prefecture

Principal Investigator

藤原 健志  新潟県立大学, 人間生活学部, 准教授 (80715160)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村上 達也  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (00743791)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords感謝
Outline of Annual Research Achievements

2023年度より開始された本研究課題について、初年度である2023年度に達成すべき研究目的は、幼児の感謝表明を促す保護者のかかわりについて、先行研究に基づいてその概念整理を行うと同時に、自由記述調査を通じて、その実態を明らかにすることであった。
先行研究の収集と分析から、子の感謝表明を促進する保護者のかかわりについて、多様な概念を見出すことができた。また、幼児期の子育てを終えた小学1年生の子どもを持つ母親を対象とした自由記述調査を実施した。得られた記述内容について、形態素分析やテキストマイニングを用いて整理・分類を行った。その結果、先行研究群の検討だけでは不十分であったその内容について、網羅的に収集することができた。
これらの結果に基づいて、2024年度には原版尺度の開発を行い、心理尺度を作成し、信頼性と妥当性の検討を行うべく、準備を進めている。
また、これら結果について、2024年度に開催される心理学関連学会において発表を行うべく、準備を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の研究計画では、初年度の研究目的は、幼児の感謝表明を促進する働きかけを具体的に明らかにすることであった。2023年度は、当初の研究計画に基づき、Web調査に基づく自由記述調査を行った。現在、得られたデータについて分析を進めている。

Strategy for Future Research Activity

今年度については、昨年度に実施した自由記述調査の内容について分析を行い、子の感謝表明を促進する保護者のかかわりについて、原版尺度を開発する。作成された原版尺度について、その信頼性と妥当性を検討することが次の研究の目的となる。
また、昨年度得られた研究成果を、今年度の日本教育心理学会にて発表することを予定しており、準備を進めている。

Causes of Carryover

次年度は、今年度得られた結果に基づいて大規模な調査を実施する予定であり、多くの費用を必要とする。このため、必要な費用を準備している。

  • Research Products

    (3 results)

All 2023

All Presentation (3 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Presentation] 幼児の感謝表明を左右する要因の検討(1)―感謝表明を促す保護者のかかわりを尺度化する―2023

    • Author(s)
      藤原健志・村上達也
    • Organizer
      日本教育心理学会第64回総会
  • [Presentation] 幼児の感謝表明を左右する要因の検討右する要因の検討(2)―感謝表明に影響を与える母親の関わり―2023

    • Author(s)
      村上達也・藤原健志
    • Organizer
      日本教育心理学会第64回総会
  • [Presentation] 「ありがとう」の気持ちを育み、表明すること―児童期における感謝研究の動向と研究報告―2023

    • Author(s)
      藤原健志
    • Organizer
      日本カウンセリング学会第55回総会
    • Invited

URL: 

Published: 2024-12-25  

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