2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23K03618
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
山口 桂司 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 准教授 (00609282)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | UV / オゾン水 / ウルトラファインバブル / SiC / 研磨 |
Outline of Annual Research Achievements |
改質オゾン水を用いたUVアシスト研磨を実施するため,加工装置にウェットチャンバーを設置する改良を加えた.この装置は,対向する2つのスピンドルを有しており,片方のスピンドルには揺動機構を備えている.改質オゾン水による腐食を考慮し,SUS316L材を中心に耐食性の高い材料を用いてチャンバーを設計・製作した.当初,令和5年度中に完成させる予定で進めていたが,各部に不具合が発生したため,設計変更等を加えることによって完成に遅れが生じた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初,令和5年度中に完成させる予定で進めていたが,各部に不具合が発生したため,設計変更等を加えることによって完成に遅れが生じた.また,令和5年度中に実施する予定だったESRによるラジカル生成特性の評価については,当該分析装置の利用状況が過密だったため,実施できていない.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,令和5年度中に実施できなかった加工装置のテストを実施し,追って改質オゾン水の効果を検証する実験を行う.ただし,遅れを取り戻すため,加工条件当たりの実験実施回数を5回から3回に減らす.同時に,ESRによる各種オゾン水の分析を令和5年初旬に実施し,そのラジカル生成特性を明らかにする.
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