2023 Fiscal Year Research-status Report
デジタルツインを革新する人から人への技能伝承を指向した技能データベース構築
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23K03628
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Research Institution | Meijo University |
Principal Investigator |
成田 浩久 名城大学, 理工学部, 教授 (90359761)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 英雄 東京都立大学, システムデザイン研究科, 特任教授 (60024345)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | Skill analysis / Manufacturing Process, |
Outline of Annual Research Achievements |
個別の技能分析を行いつつ,生産分野における高度技能の分析方法に関して,その体系化を試みた.まず第一歩として,実際には,各種溶接や打音検査,すり合わせ,金型組立など様々な作業を対象に生産現場で共通する「対象動作」で分類し,それに付随する「目的」と「評価項目」に階層分けして,関連して使用するセンサや分析プロセスを関連付けてまとめた. 対象動作では,締結,切断,除去,打撃,接着(塗装,溶接),位置調整,組付け,表面検査,構造物内部の欠陥検査と定義した.目的では,高精度,高能率,疲労軽減を設定し,実際に測定可能なセンサを紐づけした.これにより,機械系の生産分野を網羅する技能分析の体系化の第一歩が実現された.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
これまで集めてきた技能分析の結果をまとめるのが順調に進んでいるため.
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Strategy for Future Research Activity |
第一歩として2023年度にまとめた技能分析の体系化に関して,新たな分析結果も踏まえたうえで見直しを行い,改善を行っていく.またそれに基づき,各種作業の技能のデータベース化を行う.
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Causes of Carryover |
年度をまたいて使用したため,次年度で消耗品購入となっている.
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