2023 Fiscal Year Research-status Report
Study on Optimization of "Caption Evaluation Method" and Production of its ICT Tool
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23K04135
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
古賀 誉章 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 准教授 (40514328)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大島 千帆 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授(テニュアトラック) (40460282)
辻村 壮平 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 准教授 (80409458)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | キャプション評価法 / ICT / アンケートフォーム / 高齢者 / 障害者 / 調査手法 / 定型自由記述 / テキストマイニング |
Outline of Annual Research Achievements |
3名による研究チームは、2名の学生を加えて昨年度6月にキックオフの研究打合せを対面で行い、その後月1回のペースでオンラインにて研究打合せを実施し情報交換・議論を行うことで、本手法に対する認識の共有を図るとともに、研究の進捗を管理している。 キャプション評価法の関連文献の調査では、60件程度の参考文献を収集し、手法採用の広がりを実感できた。既存の手書き式のキャプション記述欄の設定ノウハウについては、2022年度の検討結果をもとに加筆修正を加え、論文投稿の準備を進めている。 キャプション評価法に関する長所や問題点の洗い出しについては、調査企画者に対する簡単なインタビューを行った。また、高齢者施設の居住者によるキャプション評価法を実施し、評価の傾向と課題を整理した。さらに、障害者によるキャプション評価法の実施を計画し研究倫理審査を申請中である。 オンラインフォームを用いたキャプション評価法の最適化に関しては、既存の各種アンケートフォームの情報を収集し、フォーマット等の比較を行っている。また、定型自由記述の整理・分析の省力化に関しては、現存するテキストマイニングのコンピュータアプリケーションを調査し、活用の可能性を評価しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
キャプション評価法使用者の意見聴取に関しては、幼児・高齢者・障害者などの同意の取りにくい対象者であり、慎重に検討の上で研究倫理審査の申請を行ったために、年度内の調査実施に至らなかった。また、既存の手書き式のキャプション記述欄の設定ノウハウの論文化に関しては、調べたところ本手法を参考にした文献が意外に多く、その整理・分析に時間がかかっている。
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Strategy for Future Research Activity |
キャプション評価法使用者の意見聴取に関しては、高齢者と障害者に対象を限定した計画に変更し、新年度頭には倫理審査の許可もおりる見通しなので、精力的に調査を実施し、本手法による評価が可能であることを改めて確認し、実施の課題点などを明らかにする。 既存の手書き式のキャプション記述欄の設定ノウハウに関しては論文にまとめ、建築学会の論文集に投稿を予定している。 オンラインのフォームによるキャプション評価法の最適化に関しては、記述量を抑える具体的なアイデアを整理して、実装可能か検討し、テストフォームを作成して試験的な運用を試す予定である。
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Causes of Carryover |
障害者によるキャプション評価法の実施に関して、対象者に配慮した調査計画とするために慎重に検討をした結果、研究倫理審査の申請が遅れ、年度内に許可が降りずに調査の実施が遅れているため。 また、分析用のコンピュータを整備する計画であったが、テキストマイニングのアプリケーションソフトを購入する方針に転換し、対象ソフトの評価を行っていて、未購入であるため。
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Research Products
(2 results)