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2023 Fiscal Year Research-status Report

A study on the resort development by foreign residents in modern (1868-1945) Kobe

Research Project

Project/Area Number 23K04225
Research InstitutionAkashi National College of Technology

Principal Investigator

水島 あかね  明石工業高等専門学校, 建築学科, 教授 (90454769)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Keywords神戸 / 近代 / リゾート / 英国人 / 塩屋 / 敏馬
Outline of Annual Research Achievements

今年度は、神戸レガッタ&アスレチッククラブや塩屋カントリークラブに関係する人物やクラブに着目し、彼らの所有地の分布や取得経緯などに関する調査を中心に進めた。明治期以降、神戸には外国人のための近代スポーツを楽しむためのクラブが創設された。これら2つのクラブは、いずれも創設当初は外国人を対象とした社交クラブである。神戸においては当時の外国人に関する資料は数少ない。それを補完するためJapan Chronicleなどの英字新聞等を購入し、資料として用いる予定だったが、昨今のユーロ高と円安の影響を受けて予定購入額よりも価格が高騰してしまった。そのため今年度は購入を見送り、今年度はオンラインや国内で収集可能な資料を対象に、明治期以降の神戸に在住した外国人と彼らの余暇活動に関する調査を進めた。
調査対象地の一つである神戸市垂水区の塩屋においては、沿岸部を中心に法務局保管の土地台帳より外国人名で登記されている土地を整理した。またリネルやハンターなど大規模に土地を所有していた人物については、公図や白地図などを用いて具体的な所有地の範囲がわかる地図を作成した。もう一つの調査対象地である神戸市灘区の敏馬浜については、神戸レガッタ&アスレチッククラブ(Kobe Regatta & Athletic Club)に注目し、土地台帳や公図などを用いて彼らの土地の取得時期や範囲などを整理した。また神戸レガッタ&アスレチッククラブに関する資料の収集を進め、収集した資料の読み込みと整理を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

海外資料が購入できなかったことなどから遅れが生じている。ただし国内やオンラインでの資料収集、手元にある資料の整理と読み込みを行うことができた。

Strategy for Future Research Activity

今年度購入できなかった海外資料を購入し、当初計画していた資料調査を開始する。また国内を中心に関連資料の収集及び読み込みを引き続き進めていく。

Causes of Carryover

円安とユーロ高の影響を受け、購入予定だった英字新聞を当初見積もり額で購入することができなかった。そのため次年度分と合わせて使用して購入する計画を立てている。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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