2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23K04366
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
新津 甲大 国立研究開発法人物質・材料研究機構, マテリアル基盤研究センター, 独立研究者 (90733890)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | マルテンサイト変態 / 核生成 / ダイナミクス / 熱活性化機構 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題ではマルテンサイト変態における核生成のダイナミクスの理解を目指し極値統計の概念を利用し核生成頻度・サイズ等の統計情報を理解するとともに、界面成長の熱活性化モデルとの類似点・相違点を抽出し核生成のための新たな数理モデルを構築することを目指す。 本年では核生成頻度・サイズの統計を取得するためにアコースティックエミッション法に依る核生成の際の弾性波検出システムを構築した。 また複数の状態図モデルに対してこれまで構築した数理モデルをもとにマルテンサイト変態のダイナミクスを評価した。この成果は論文二報として発信している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ほぼ計画通り、遅滞なく進行している
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Strategy for Future Research Activity |
構築したシステムをもとに複数の合金系に対し核生成の統計情報を得る。
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Causes of Carryover |
近年の物価高騰により一部購入予定物品が購入できなくなった。次年度予算との合算での購入を計画しているため次年度への繰り込みが生じた。
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