2023 Fiscal Year Research-status Report
がん細胞のARID1A発現低下がもたらす間質の検討
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23K06423
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
竹内 保 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50226990)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | がん間質 / ARID1A / 大腸癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
がん細胞のARID1A発現低下がもたらす間質の影響をin vitroで検討した。 ARID1A野生型、ARID1A変異発現低下型、人為的にARID1A発現を回復した大腸がん細胞株と共培養し、Exosomeによる未熟間葉系細胞への影響を検討した。 その結果、非接触状態ではみられないが、接触共培養系で、細胞間情報伝達システムに変化が生じることを網羅的遺伝子解析でみいだし、現在、検証中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
いくつかの候補遺伝子の同定にいたった。
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Strategy for Future Research Activity |
ARID1A発現低下によるがん進行に、Exosomeを介したがん間質の変化がおこっていることが示唆された。 ARID1A発現低下によるがん進行抑制方法を、がん間質への働きかけの面から検討していく。
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