2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of an automated lymphatic fluid guidance system in the thoracic duct for intractable lymphatic leaks
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23K07072
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
山本 真由 帝京大学, 医学部, 講師 (30793773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 貴規 帝京大学, 医学部, 後期研修医 (00972332)
濱本 耕平 自治医科大学, 医学部, 教授 (10816614)
近藤 浩史 帝京大学, 医学部, 教授 (20324311)
和田 武 帝京大学, 医学部, 助教 (50851185)
北川 幹太 帝京大学, 医学部, 後期研修医 (90972331)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | リンパうっ滞 / 右心不全モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
カテーテル手技および外科的処置を行う前に、対象ブタ 1頭を保定し、メデトミジン、 ミタゾラム、硫酸アトロピンを麻酔前処置として筋肉内投与する。鎮静が確認された後に、気道確保を行い、吸入麻酔装置に接続し、頸部の動静脈から輸液および採血ラインを確保する。また、右頚静脈にはシースを挿入する。鼠径部を切開し、リンパ節および大腿動静脈を露出する。大腿動静脈にはシースを挿入する。この状態でカテーテルを用いた右心不全モデルを作成し、リンパ管-大静脈シャントシステムの評価を行う。大腿動脈からカテーテルを挿入、右冠動脈を選択し、右冠動脈にマイクロスフィアを注入し、心筋梗塞を人工的に作成する。術中の心電図、心拍、血圧、酸素飽和度、体温、中心静脈圧、心機能をモニタリングすることで安定した生理状態であることを確認しながら手術を行い、レペタンを使用して十分に鎮痛に努める。 処置中は必要に応じて筋弛緩剤ロクロニウムの静脈内投与を行う。右心不全モデルの成否は、心臓超音波で収縮期三尖弁輪移動距離やejection fractionなどを測定することで判定する。また、右心不全モデル作成前後でBNPおよびNT-proBNPの採血を行い(前後で10mlずつ)、急性心不全の指標とする。右心不全誘発後はリンパ管-大静脈シャントシステムの機能を下記の方法により評価する。その後、深麻酔下で覚醒させることなく、 KClを急速静注する 安楽死処置を施して実験終了とする
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実験施設での申請および、動物実験実施は予定通り行う事ができた。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度では、慢性期モデルを行う予定とし、そのモデルを用いてリンパうっ滞モデルとして、リンパ自動誘導システムを、リンパうっ滞モデルでの稼働およびリンパの誘導を検討していく。 留置カテーテルについては、東レメディカル社及び、HI-LEX社と共同で、胸管内留置用カテーテル(ロングテーパー型)を開発を行っている。現在は、胸管内へ挿入可能な形状を検討し、至適な形状を得た。今後、中期的なカテーテル閉塞の有無について検討し、閉塞しづらいコーティングや吸引アルゴリズムを検討していく。
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Causes of Carryover |
昨年度動物実験に用いる、カテーテル類や動物の使用頭数が当初の予定より少なかった。本年度は慢性期実験が行われ、飼育に必要な金額が高くなることが予想される。 限られた予算内で動物実験を継続できるよう注意する。
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