2023 Fiscal Year Research-status Report
血管経由でがん組織を低侵襲的に採取する生検デバイスの開発
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23K07198
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
対馬 史泰 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (10463762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
掛田 伸吾 弘前大学, 医学研究科, 教授 (30352313)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 血管内生検 / 心筋生検 / 腫瘍生検 |
Outline of Annual Research Achievements |
マイクロカテーテルを用いた動脈内生検デバイスを開発すべく研究を進めている。 マイクロワイヤー先端形状を変えた組織サンプルの採取を試行している。また臨床応用の可能性として、既に市販されている心筋生検用のデバイスを用いた血管内腫瘍生検の可能性について院内の倫理委員会への申請を準備中である。IVRおよび画像関連の報告として以下の論文報告を行った。 座位静脈造影が有用であった静脈性胸郭出口症候群の2例.対馬史泰、他.日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌(1340-4520)38巻3号 Page190-193(2024.01) Thin-slice Two-dimensional T2-weighted Imaging with Deep Learning-based Reconstruction: Improved Lesion Detection in the Brain of Patients with Multiple Sclerosis.Iwamura M,Tsushima F,et al.Magn Reson Med Sci. 2024 Apr 1;23(2):184-192 Association of prediabetes with reduced brain volume in a general elderly Japanese population.Tatsuo S,Tsushima F,et al. Eur Radiol. 2023 Aug;33(8):5378-5384.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
企業より廃棄処分となったマイクロカテーテル・ワイヤーの無償提供を受け、研究に活用している。既に市販されている心筋生検用デバイスを用いた静脈経由の血管内生検は症例報告レベルでは最近の報告がある(Nonobstructive General Angioscopy Guided Intraventricular Tumor Biopsy. T.Terauchi,et al.JACC,2023)。我々も心筋生検用デバイスでの静脈経由の腫瘍生検を準備中である。デバイスのサイズや操作性に問題があり、そのものをすぐに動脈へ応用することは出来ないが、血管内および動脈内生検の可能性が示される。
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Strategy for Future Research Activity |
マイクロカテーテル形状による組織サンプルの採取を効率よく行う研究を進める。 既に市販されている心筋生検用デバイスによる腫瘍生検の準備を進める。
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Causes of Carryover |
研究機材予算より低価格で機材を入手したことで機材購入費に余剰が生じた。来年度以降の機材購入や学会報告のための活動費、論文投稿に使用する予定である。
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Research Products
(3 results)