2023 Fiscal Year Research-status Report
Elucidation of pathogenesis and development of novel treatment strategy for relapsed/refractory pediatric acute myeloid leukemia using PDX mouse model
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23K07337
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
盛武 浩 宮崎大学, 医学部, 教授 (40336300)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 急性骨髄性白血病 / 再発難治 / 小児 / PDXマウス / オミックス解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
患者検体由来の小児急性骨髄性白血病(Acute myeloid leukemia: AML)細胞を用いたPatient-derived xenografts(PDX)マウス作製のための条件設定を行なった。AMLの細胞種は正着効率の高いKMT2A再構成を有するFAB分類M5の細胞を利用した。免疫不全マウスはNOGとNOG-EXLマウス、移植細胞数は1x106と1x107、移植前処置あり(放射線もしくはブスルファン)となし、で比較した。いずれの条件でも生着し、3世代以上の継代も可能でPDXマウス作製に成功した。移植細胞数が多いほど生着は早く、マウス種に関してはNOG-EXLが生着期間が短かった。前処置に関しては、追加した方が有意に早期に生着したが、放射線もしくはブスルファンのいずれも同程度で差はなかった。この結果を受けて、患者検体の細胞数には限りがあることから移植細胞数は1x106個、放射線照射よりも簡便なブスルファン腹腔内投与を前処置として、NOG-EXLへ移植する方針を決定した。現在、様々なAML検体を用いてPDX作製を試みている。FAB分類ではM0, M1, M3, M4, M5, M7で生着を確認している。t(8;21)を有することの多いM2に関しては3検体を試みているが、現在まで生着していない。更なる改良が必要である。また3世代の継代に成功した検体に関しては、初発時と再発時の患者検体、全ての世代のマウス検体のゲノム解析によりクローン進化過程を解析予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
PDX作製は条件設定も完了し順調に進んでいる。クローン進化過程を解析予定であるが、委託業者からの結果返却が若干滞り気味である。
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Strategy for Future Research Activity |
上記方針を継続しながら、興味深いゲノム変化が見つかればその遺伝子の機能を細胞株、PDXマウスを用いて解明予定である。
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Causes of Carryover |
ゲノム解析が滞ったため、当初予算より少なくなったが、次年度に使用予定である
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