2023 Fiscal Year Research-status Report
深層学習を用いた複雑心奇形患者の心室機能推定プログラムの開発
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23K07480
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
兒玉 祥彦 宮崎大学, 医学部, 特別助教 (10789275)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 友一 地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院(臨床研究部), 臨床研究部, 診療科長 (10721798) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 心電図 / レントゲン / 心室機能推測 |
Outline of Annual Research Achievements |
プログラムの開発にあたり、12誘導心電図の読み込みを可能にするためのプログラムの開発を行なった。宮崎市の学校心臓検診で得られた心電図データを用いて実験を行い、画像データから電位データを復元するプロトタイプのプログラムが作成できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
心機能推定プログラムの基礎技術が複数必要であり、現在は心電図の画像データから電位を復元することに取り組んでいる。これらの実現のために時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
心電図の電位復元プログラムはあるていど作成できている。今後は精度の検証が必要である。また大量の心電図データを処理する必要があるため、GPUを利用してプログラムの実行速度をあげる必要がある。
その後レントゲンデータの読み取り技術の開発にうつる。この開発には、複雑心奇形でなく、心室中隔欠損等のより単純な心奇形のデータを活用して行う。
これらの技術を統合し、複雑心奇形の心機能推定プログラムの開発に移りたい。
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Causes of Carryover |
当初初年度にプログラム開発と実験用のGPUマシンを購入する予定であったが、基礎段階の実験が終了していないため、購入には至らなかった。現時点でCPUリソースを使用するプログラムは作成できているため、今年度GPUマシンを購入し、プログラム実行速度の高速化を進めたい。
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