2023 Fiscal Year Research-status Report
CTを用いた左心房形態の深層学習による心房細動アブレーション後の再発予測法の開発
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23K07540
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
林 英守 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70407310)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩澤 知之 順天堂大学, 医学部, 准教授 (00648165)
鍵山 暢之 順天堂大学, 保健医療学部, 准教授 (20722010)
戸叶 隆司 順天堂大学, 医学部, 教授 (40317441)
藤本 進一郎 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70385871)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 心房細動 / アブレーション / AI / 再発予測 / 左房CT画像 |
Outline of Annual Research Achievements |
順天堂大学医学部附属順天堂医院で2016年1月~2021年3月までの間にアブレーションを施行した心房細動患者を対象とし、約約500症例の術前左房CT画像および患者背景・血液検査・心エコー検査などの臨床データを収集した。 収集した臨床データおよびCT画像データは本学保健医療学部デジタルヘルス遠隔医療開発講座(責任者:鍵山暢之)と共有し、深層学習の解析手法を模索しつつ、アブレーション後の再発予測のアルゴリズムの開発を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の対象患者の約500症例の術前左房CT画像および患者背景・血液検査・心エコー検査などの臨床データの収集はほぼ終了しているが、深層学習における再発予防アルゴリズムの構築に関しては、心房細動アブレーション後の再発率が少ないため十分な解析が行われていない状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
心房細動アブレーション症例の更なる収集のために、今後は関連病院(順天堂静岡病院、順天堂浦安病院)の症例の登録及び解析を行い、深層学習による再発予測のアルゴリズムの構築と検証を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
本年度は研究登録に必要な患者情報(CT画像、エコーデータ、採血データ等)の収集に費やした時間が多かったため、学会発表や論文作成等に関する支出が少なった。次年度は収集したデータを基に、心房細動アブレーション後の再発予測の深層学習を進め、アルゴリズムの構築と検証を積み重ね研究成果をアウトプットしていく予定である。
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