2023 Fiscal Year Research-status Report
腹部大動脈瘤の炎症細胞から見る成因解析と新たな治療ターゲットの模索
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23K08234
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山中 勝弘 神戸大学, 医学研究科, 講師 (70729384)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 大志 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (50868487)
江本 拓央 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (80855023)
岡田 健次 神戸大学, 医学研究科, 教授 (90284356)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 大動脈瘤 / 動脈硬化 |
Outline of Annual Research Achievements |
大動脈瘤サンプルを4症例集めた。動脈硬化の強いサンプルとあまり動脈硬化を認めないサンプルと存在する。手術時にできるだけ大きめにサンプルを回収し、組織学的な特徴を解析した。どのサンプルも一貫して、外膜側のB細胞の集積を認めており、B細胞の集積に着目して、予定通り、シングルセル解析、またシングルセルレパトア解析のライブラリーを作成した。そのライブラリーを次世代シークエンスに回しているところであり、今後解析していく予定となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
サンプルの回収が少し遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
サンプルを回収し、シングルセル解析のライブラリーを作成し、解析を推し進めることが今年度の計画である。
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Causes of Carryover |
予定よりもサンプルの回収が遅れたため。
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