2023 Fiscal Year Research-status Report
交感神経活性化が引き起こすB細胞減少による術後感染メカニズムの解明
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23K08333
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
阿部 尚紀 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (10512155)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西原 佑 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (50568912)
チョードリ エマムッサレヒン 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (90726803)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 鎮痛薬 / 敗血症 / B細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
CLPとSham-CLP作成1時間前に鎮痛薬を投与し、CLPとSham-CLP作成2時間後に採血を行い、フローサイトメトリーにて末梢血白血球におけるB細胞の割合を測定し、鎮痛薬投与が急性期のB細胞減少を抑制できるか調査中である。 また、それらの投与が生存率の改善をきたすかも現在調査中である。N数を現在増やしている最中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
CLPモデルの安定に少し時間を費やしてしまった。 現在は鎮痛薬の投与でどの程度リンパ球数が変化するのか調査中である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度はβ2アドレナリン受容体阻害剤や骨髄内にB細胞を留めておく作用のあるCXCR4阻害剤などの効果を検討していく予定であうる。
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Causes of Carryover |
少額の残高となったため、欲しい物品は購入できなかった。 次年度の繰越し、物品(抗体など)を追加で購入予定。
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