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2023 Fiscal Year Research-status Report

うつが局所脳虚血後脳障害に与える影響

Research Project

Project/Area Number 23K08336
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

井上 聡己  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (50295789)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Keywordsうつ / 脳虚血
Outline of Annual Research Achievements

うつは虚血障害後の脳局所虚血障害に影響を与えるか? に関し実験環境を整えているところである。まず、うつモデルの確立のために強制水試験モデルの確立に努めた。水槽(高さ40cm,直径18cm)を購入し25度の恒温槽にできることを確認した、15分間の強制水泳で翌日の不動化時間が延長することを確認できた。また、局所脳虚血モデルの安定した確立も調整中である。局所モデルは各施設各条件にて微妙に異なる結果が出ることは実験室レベルでは有名な事実であり、我々の施設でも一定の条件を見出すことに専念している状況である。これは次年度中には確立するであろうと思われる。また、水迷路に関して施行状況を調整中である。やや状況としては予定より遅れているが確実に前進している状況と考えている

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

脳虚血モデルのテクニカルな安定に時間がかかっていることと、その結果の安定性にも予想より時間がかかっている。これは局所脳虚血モデルが実験室環境(飼育環境、施設設備、術者の技量)などに依存するところが大きく、ある一定の条件を見出し安定化しないと研究遂行が困難になるためである。

Strategy for Future Research Activity

今年度は脳虚血モデルの確立を急ぎ実際うつモデルに虚血障害を与える研究に移行したいと考えている。さらに次年度ではアルコールの影響、イミプラミンの影響なども進めていきたいと考えている。

Causes of Carryover

実験遂行がやや予定より遅れているため当該実験に使用するはずの経費が余ってしまった。しかしながら、この経費を用いた実験は次年度に繰り越して行うため必要な経費であると認識している。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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