2023 Fiscal Year Research-status Report
Effect of inhaled argon on neurologic outcome and cerebral TLR activity in permanent MCAO rats
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23K08381
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
谷西 秀紀 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (40509428)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松岡 義和 岡山大学, 大学病院, 助教 (20509434)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | アルゴン吸入 / ラット永久中大脳動脈閉塞 / 神経学的評価 / 包括的神経学的スケール / TLR活性 / 脳梗塞 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はアルゴン吸入を従来からもつ麻酔回路への組み込みの準備に追われた。アルゴン3時間投与に必要な麻酔回路、また流量計の組み込み、また虚血開始後24時間にわたりアルゴンを投与できる環境をつくる予定であったが、専用のベンチが一つであり、そちらを別実験で使用し完遂することを優先したため、本年度は実験に必要な装置を組み立てる段階までしか進めることができなかった。ラット永久中大脳動脈モデルは完成しており、早期にアルゴン吸入のパイロットスタディに入ることが可能である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究の前に行っていた研究(基盤研究C: 20K09196)を完遂させることを優先させたこと、また研究代表者自身が異動に伴い客員研究員の立場となり、実験に費やすことのできる時間が限られるようになったため、思うようなペースで研究を進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
アルゴン吸入に必要な麻酔回路、実験器具についてはすでに準備が完了していること、また中大脳動脈閉塞自体はすぐに施行可能な環境にある。ただ研究代表者自身の環境の変化により研究に費やす時間が限られているため、虚血後1週にわたる神経学的予後の検討よりは、永久虚血が虚血後(主に虚血翌日)の炎症性サイトカインあるいはアポトーシス、TLR活性に与える影響(TLR4/MyD88/NFκB の定量)を優先すべきと考えている。
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Causes of Carryover |
従来より研究室と実験台に備わっている物品を使用できること、また研究の進行が遅れていることから実支出が当初予定より少なくなったことが要因である。実験の総量が変わったわけではなく、またTLR活性に与える影響を優先して調べる予定であり、最終年度に予定した試薬代などの負担が前倒しになることで今後は当初の予定より使用額が増えると予想している。
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