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2023 Fiscal Year Research-status Report

Association between signs of life and outcome in out-of-hospital cardiac arrest: a prospective cohort study

Research Project

Project/Area Number 23K08480
Research InstitutionSapporo Medical University

Principal Investigator

文屋 尚史  札幌医科大学, 医学部, 助教 (50721586)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 原田 敬介  札幌医科大学, 医学部, 講師 (00560004)
成松 英智  札幌医科大学, 医学部, 教授 (70295343)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Keywordssigns of life / 院外心停止 / 死戦期呼吸 / 対光反射 / 何らかの体動
Outline of Annual Research Achievements

研究の目的:院外心停止(OHCA)の予後良好因子である可能性が高いsigns of life(心停止蘇生中に見られる①死戦期呼吸、②対光反射、③何らかの体動)が真にOHCAの予後良好因子であるかを明らかにすること。
明らかにするもの:A) OHCAにおいてCPR中に認められるsigns of lifeがOHCAの予後良好因子であるか、B) 3つのsigns of lifeそれぞれの「発生頻度」「発生タイミング(①救急隊接触時、救急隊搬送中、③病院到着時)」「それぞれの転帰との関係」について明らかにする。
明らかにする方法:前向きにOHCAのsigns of life及び病院前情報・院内情報・転帰を収集。収集後に解析を行う予定。本研究目的を明らかにするために前向きコホート研究を立案した。初年度は研究に参加する施設(医療施設に加え、消防施設)を可能な限り参加を依頼した。研究計画書を札幌医科大学のInstitutional Review Boardに提出し承認を得た。症例登録に向けたElectronic Data Capture(EDC)を構築するために、TXP medical株式会社に依頼しEDCを構築した。EDCには以下の3つのデータをそれぞれ入力し、救急隊の覚知日時で突合する方法とした。
1つ目の救急隊搬送中のsigns of lifeデータは2~4か月毎に各消防から収集し、2つ目の病院外心停止の消防の入力項目であるウツタインデータは毎年6月を目途に収集し(各消防のウツタインデータの登録が毎年6月までに行われるため)、3つ目の各病院からのデータは転帰確定後、6か月から12カ月後にEDCに入力を行う予定としている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究計画は当施設の一括審査の形をとり、IRBの承認をうけ、他施設のIRBも無事に承認された。共同研究機関(医療施設)は2024年5月時点で13施設が参加しており、研究協力消防施設は17消防施設が参加している。
症例を入力するEDCも予定通り作成され、症例の入力が始まっている。
2024年1月1日から2月29日までで救急隊からのsigns of lifeのデータは約1000例収集が終了している。

Strategy for Future Research Activity

引き続き症例の登録をすすめる。
3つ必要なデータのうち1つ目のサインオブライフデータ入力シートの回収は順調に行えている。2つ目の各消防施設からのウツタインデータは2024年度の分のデータを各消防でまとめ、2025年6月までの総務省消防庁に登録することとなっており、この作業が終了した時点で入手する予定であり、現時点では入手できないデータである。3つ目の各病院からのデータは、症例の転帰が確定した後6~12か月を目途にEDCに入力頂く予定となっており、このデータもまだ入手できないデータである。
症例の登録期間は2024年1月1日から2025年12月31日までに発生したOHCA症例となっている。2024年のうちに、追加で医療施設、消防の参加を呼び掛ける予定である。
症例のデータ入力がすべて完了する予定である、2026年7月頃よりデータのクリーニングを行い、終了後に解析を行い、学術報告会や論文投稿を行う予定である。

Causes of Carryover

計画よりも8万円程度使用が少なかったが、概ね計画通りと考えている。
次年度に研究参加施設の追加を依頼する予定であり、その際に旅費などにあてることを検討している。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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