2024 Fiscal Year Research-status Report
人工知能による人工股関節置換術後インプラント周囲骨吸収の個別予測アルゴリズム構築
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23K08635
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| Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
稲葉 裕 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40336574)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川上 英良 国立研究開発法人理化学研究所, 情報統合本部, チームリーダー (30725338)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | 人工知能 / 人工股関節全置換術 / インプラント周囲骨吸収 |
| Outline of Annual Research Achievements |
2006年1月1日から2019年3月31日までに横浜市立大学付属病院でTHAを施行し、1年以上経過観察可能であった症例を対象とし、術後1週目でインプラント周囲の骨密度(BMD)を計測していない症例や、研究責任医師及び研究分担医師が研究対象者として不適当と判断した患者は除外し、現在、538例について解析を行った。時系列クラスタリングにより、患者をBMD低下群、低下なし群の2群に分け、患者関連因子と手術関連因子を含む予測因子を同定した。LightGBMのBMD低下予測のROC曲線下面積は0.734であり、術後1年間のビスフォスフォネート処方の有無、術前の腰椎正面BMD、ステムタイプ(Accolade TMZF)などの解剖学的変数、アルカリフォスファターゼ(ALP)、トリグリセリド(TG)などの血液バイオマーカーが重要な予測因子として同定された。ビスフォスフォネート製剤の仮想投与は、ゾーン7のBMD低下を防ぐのに平均14%の有効性を示した。さらに、ステムタイプ、術前のトリグリセリド、クレアチニン、推定糸球体濾過量、クレアチンキナーゼ値は、ビスフォスフォネートの患者特異的有効性の推定値と有意に関連していた。 上記の内容をBone Joint Research(IF:4.6)に投稿し、アクセプトされた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究結果をBone Joint Research(IF:4.6)に投稿し、アクセプトされた。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究結果をもとにさらに研究を進めて、人工股関節周囲BMDを予測する決定木を作成する。
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| Causes of Carryover |
今年度は論文作成を行い、出版社との対応を主に行ったために予定よりも使用金額が少なかった。論文がアクセプトされたので、次年度はこの結果をもとに研究を進めて決定木の作成などを行う予定であり、その作業に研究費を支出する。
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