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2023 Fiscal Year Research-status Report

ヒト原発性性腺機能不全の原因探索

Research Project

Project/Area Number 23K08891
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

大場 隆  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (50244132)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石黒 啓一郎  熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (30508114)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords減数分裂 / 原発卵巣不全 / 非閉塞性無精子症 / 不妊症
Outline of Annual Research Achievements

これまでに25名のPOI患者より同意を得て末梢血試料を採取し、今年度は5例について全ゲノムエキソーム解析を行った。得られたDNA配列情報はヒトゲノム配列データベースとの比較により、MEIOSIN標的遺伝子のヒトホモログタンパク質をコードするエキソン配列に変異が見られないか検討した。さらに1組の姉妹発症例について遺伝カウンセリングを経て両親の末梢血試料を採取しトリオ解析を行った。現在解析実施中である。
さらに国内最大の不妊クリニックであるセントマザー医院(北九州市)との共同研究により、原因不明の非閉塞性無精子症と診断されている者5名について文書による同意を得て末梢血試料を採取し、卵巣機能不全患者において確立させた手法を応用して全ゲノムエキソーム解析を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

セントマザー医院での倫理審査に遅れがあり、非閉塞性無精子症症例の収集が予定よりやや遅れている。
全エキソーム解析例について、予想より遺伝子変異部位が多く、病的バリアントの絞り込みが難しくなっている。

Strategy for Future Research Activity

引き続き症例の収集に努めるとともに全エキソーム解析を行った症例、とくにトリオ解析例について、これまでの動物を対象とした研究成果と照らし合わせながら候補遺伝子の絞り込みを進める。

Causes of Carryover

対照例の収集の遅れと、病的バリアントの絞り込みが難しくなっていることにより、次年度に使用額が生じた。引き続き症例の収集と候補遺伝子の絞り込みを進める。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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