2023 Fiscal Year Research-status Report
ナビゲーション用基準座標の重心位置を自動制御する新規レジストレーション法の開発
Project/Area Number |
23K08914
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松本 希 九州大学, 医学研究院, 准教授 (60419596)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ナビゲーション |
Outline of Annual Research Achievements |
手術ナビゲーションのレジストレーション誤差には二つの要素がある。一つはレジストレーション重心における誤差で、もう一つはレジストレーション重心からの距離によって発生する誤差である。レジストレーション重心とは、レジストレーションに用いたすべての座標の算術平均点で、この座標におけるレジストレーション誤差が最も小さく、重心から遠ざかると誤差が大きくなる。すなわち、レジストレーション誤差を小さくするためには、重心における誤差を小さくすることと、重心を手術対象部位に近づけることが有効である。本研究では、レジストレーション重心を手術対象部位に近づける自動アルゴリズムを開発し、手術対象部位における耳科ナビゲーション手術の精度を自動的に改善することを目標にする。本年度は実験に必要な機材を揃えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
手術ナビゲーションのレジストレーション誤差には二つの要素がある。一つはレジストレーション重心における誤差で、もう一つはレジストレーション重心からの距離によって発生する誤差である。レジストレーション重心とは、レジストレーションに用いたすべての座標の算術平均点で、この座標におけるレジストレーション誤差が最も小さく、重心から遠ざかると誤差が大きくなる。すなわち、レジストレーション誤差を小さくするためには、重心における誤差を小さくすることと、重心を手術対象部位に近づけることが有効である。本研究では、レジストレーション重心を手術対象部位に近づける自動アルゴリズムを開発し、手術対象部位における耳科ナビゲーション手術の精度を自動的に改善することを目標にする。本年度は実験に必要な機材を揃えた。
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Strategy for Future Research Activity |
手術ナビゲーションのレジストレーション誤差には二つの要素がある。一つはレジストレーション重心における誤差で、もう一つはレジストレーション重心からの距離によって発生する誤差である。レジストレーション重心とは、レジストレーションに用いたすべての座標の算術平均点で、この座標におけるレジストレーション誤差が最も小さく、重心から遠ざかると誤差が大きくなる。すなわち、レジストレーション誤差を小さくするためには、重心における誤差を小さくすることと、重心を手術対象部位に近づけることが有効である。本研究では、レジストレーション重心を手術対象部位に近づける自動アルゴリズムを開発し、手術対象部位における耳科ナビゲーション手術の精度を自動的に改善することを目標にする。次年度以降は実験を行い座標位置と精度を計算し、評価に必要な情報を蓄積する。
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Causes of Carryover |
消耗品として購入予定も模型を、初年度に買わなかった。
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