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2023 Fiscal Year Research-status Report

pachychoroid疾患の病態解明

Research Project

Project/Area Number 23K09059
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

三木 明子  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (10726988)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords脈絡膜
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、① pachychoroidモデルマウスを作成し、二光子顕微鏡を用いて生体内における脈絡膜毛細血管板及び脈絡膜血管を含めた形態学的変化を経時的に観察すること、また、② CSC、PNV患者に対して、遺伝子解析およびプロテオーム解析を統合的に行うことでバイオマーカーを探索し、新たな分子標的を同定すること、である。
①について、pachychoroidモデルマウスの作成と二光子顕微鏡による脈絡膜の観察を計画し、pachychoroidモデルとして、既報の通り、雌8-12週齢BALB/cアルビノマウスに渦静脈の結紮を行い、安定してモデル作成ができることを確認した。次に、C57/BL6アルビノマウスと遺伝子改変マウスCx3cr1-GFPマウス(ミクログリア)の交配を行い、薬剤の静脈注射を行い、二光子顕微鏡による脈絡膜の観察が可能であることを確認した。さらに、従来用いる蛍光色素よりも高濃度のdextranを用いることにより、より解像度が高い画像が得られることも確認した。
②については、加齢黄斑変性、中心性漿液性脈絡網膜症、対照群のサンプルを集めているところである。今後もサンプルを集めていき、解析可能なサンプルが集まり次第、解析を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

in vivoの研究の方は順調に進展しており、臨床サンプルの取得については、現状スケジュール通り進めている。

Strategy for Future Research Activity

今後は引き続き計画書通りに進めていく予定である。現時点で対策が必要な課題はない。

Causes of Carryover

初年度にプロテオーム解析を行う予定で計上していた金額及びその結果を学会で発表するために計上していた旅費を次年度に使用する予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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