2023 Fiscal Year Research-status Report
歯周病原細菌による刺激を受けた破骨細胞に対するアディポネクチンの影響
Project/Area Number |
23K09210
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Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
大城 希美子 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (50610979)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸尾 直樹 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (40780127)
大和 寛明 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50906336)
堤 貴司 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (70736652)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 破骨細胞 / アディポネクチン / 歯周炎 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、メタボリックシンドロームへの影響がある破骨細胞(歯周炎の骨吸収を担う)と脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンの関係の詳細を明らかにすることである。 マウス培養系細胞Raw264.7細胞を、破骨細胞分化誘導因子RANKL (Receptor activator of nuclear factor kappa-Β ligand) で刺激し、単核破骨前駆細胞から多核成熟破骨細胞に分化誘導するという実験系を用いているが、RANKL刺激で破骨細胞になかなか分化しないため、研究は遅延している。RANKLのLot.による影響などを検討している。 細胞が分化する傾向を示し始めたため、アディポネクチンによる刺激を行い、TRAP染色により影響の有無を検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
マウス培養系細胞Raw264.7細胞を、破骨細胞分化誘導因子RANKL (Receptor activator of nuclear factor kappa-Β ligand) で刺激し、単核破骨前駆細胞から多核成熟破骨細胞に分化誘導するという実験系を用いているが、RANKL刺激で破骨細胞になかなか分化しないため、研究は遅延した。RANKLのLot.による影響などを検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、破骨前駆細胞(単核)が成熟破骨細胞(多核)になる過程におけるアディポネクチンの影響を検討している。今後は、歯周炎に罹患している場合を想定した破骨細胞の影響を検討するため、更に歯周病原細菌を想定したLPSなどによる追加刺激による影響を検討していく予定である。
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Causes of Carryover |
マウス培養系細胞Raw264.7細胞を、破骨細胞分化誘導因子RANKL (Receptor activator of nuclear factor kappa-Β ligand) で刺激し、単核破骨前駆細胞から多核成熟破骨細胞に分化誘導するという実験系を用いているが、RANKL刺激で破骨細胞になかなか分化しないため、研究は遅延した。そのため、本年度使用予定との差額が生じた。 次年度は、本年度の研究遅延を取り戻す予定であるため、未使用額を使用しての研究を行う予定である。
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